公益事業 恵の実っ子クラブ(小学生)

大切にしていること『12年間の育ち合い』

学童期の発達保障、12歳までの育ちを支えるものとして『恵の実っ子クラブ』を位置づけています。一般的な学童保育のように保育に欠ける学童対象の保育サービズとは異なり、“時間・空間・仲間”を大切にすることで学童期の豊かな発達を保障し、且つ関わる大人自身も様々な体験を通し集団の中で育ち合うことを目的としています。

あそび

自分たちでルールを創り遊ぶこと、学童だから実現する異学年集団遊び、そして自然の中での遊びを通して、身体も心もたくさん使って遊びます。自然の中では、五感を使って遊ぶことで人の持っている本来の力が発揮されます。人の中では、仲間を話し合い遊びを創り、そこには自治活動が存在します。

生活

たくさんの合宿（お泊り保育）や日々の生活の中で自分のことは自分でする、考えることを大切にして「自立」へと向かえる力を育てます。また、たくさんの経験の中で失敗や成功から学び、次に生かすことのできる賢さを育てます。

身体づくり

園児期から引き続いて、リズム遊びや遊びの中でしなやかで強い身体と心をつくります。しなやなか身体は、自由な心へと繋がっていきます。また、学童期には園児期ではできなかった、ダイナミックなリズムにも取り組みます。

自治

仲間の中で自分の意見がきちんと言えたり、話し合って解決したりできる力を育てていきます。自分の意見を出し、仲間の意見を聞き、みんなでどうしたらいいのか、解決していける力を育てていきます。そして、仲間と共に自分を高めることに人間の本質的な喜びを感じられる力を育てていきます。

表現

自分の思いを発言すること、作文を書くこと、太鼓活動、歌などで自分の思いを表現します。

文化

読み聞かせやコンサートなど芸術や文化に触れることを大切にしています。文学、科学、芸術に喜びを見出すことができる感性を育て、本物を知り現象に翻弄されるのではなく、本質を見抜く力を育てていきます。